1.口腔衛生管理加算/経口維持加算について
令和6年4月より口腔衛生管理体制加算が基本サービスとなり、"口腔衛生管理加算"となりました。
そのため、月に1回の施設職員様によるご利用者様の口腔内のスクリーニングと管理計画の作成、1人ひとりにあった口腔内の清掃の徹底と実施記録の必要性が求められることとなります。
※歯科医師及び歯科衛生士による助言・指導に基づく
2.考えられる目的とは?
①.口腔内を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎予防に繋がるだけではなく、ウイルスの侵入源となる口の細菌を減らすことが風邪やインフルエンザやコロナウイルスといった発症を下げる効果、(プラークによる)糖尿病の悪化の抑制、 合併症による感染症のリスクを下げることに繋がるため
②.清潔な口で『食事が摂れる・飲み込み』が出来る=口腔機能と栄養管理を行うことで、 健康状態の向上とQOLの維持に努めるため
※食事観察(ミールラウンド)とカンファレンスの重要性の確立
3.鈴木歯科クリニックができること
この度の介護報酬改定において、鈴木歯科クリニックでも学び進めてまいりました。
実際、現場で誠心誠意尽くされていらっしゃる職員様方にとって、お1人おひとりへの新たな業務の追加は大変厳しいものではないかと痛感しております。
だからこそ、歯科として当院でお力になれることがあればと考え、下記内容についてご案内を申し上げます。
★スクリーニングにおける8項目
どこを、どのように見れば、何に該当するのか、ポイントをお伝え致します! ※細かく解説のパンフレットもご準備しておりますので、ご相談をいただきました際にはプレゼントさせていただきたく考えておりました。
★管理計画作成のための記入補助、月2回の衛生士による口腔ケアの実施が可能
当院では、現在歯科医師3名及び歯科衛生士7名が在籍しております。 ですので、月に1回のスクリーニングも対応可能であり、衛生士により助言指導だけではなく口腔ケアによる管理も 可能となります。
※緊急の対応に際しても、歯科医師が迅速かつ的確に対処いたします。
★食支援に力をいれている鈴木歯科クリニック
当院では、令和1年の冬から訪問歯科診療に邁進し、現在では月に50件、100回ほどの訪問を行っております。
中でも、特に重要に考えておりますのが食事観察(ミールラウンド)です。 清潔な口腔内における"摂食嚥下"こそ、健康維持のための第一歩であると感じ、少しずつ学び深めてまいりました。 今までのミールラウンドによるケース、提案資料も様々ごさまいますので、ご参考にしていただけましたら幸いです!
是非、どのようなお悩みがあるのか、疑問や不安があるのか、教えてください!
私たちもまだまだ勉強中ではありますが、皆様からのお言葉に真摯にお応え出来ますよう精進してまいります。