山形市の鈴木歯科クリニックの衛生士福田です。
現在、上の前歯を治療中の患者さんがいます。前歯のさし歯の再治療のため、歯の頭の部分がない状態です。当然、歯っかけの状態になっているので、治療中の前歯の見た目をよくするために空間を白いプラスチックで埋めながらの治療となっています。空間を埋めているだけなのでかなり取れやすい状態で、治療後に食事をされたら取れてしまったと、その日の午後にまた来院せれました。その時の患者さんの表情が、口元を隠すようなしぐさで、すごく気にされている様子でした。その表情はその患者さんでは見たことがない表情でした。その時感じたのが、口元の自信の大切さでした。口元はその人の気持ちを悲観させてしまったり、その反面、歯を治療して口元がキレイになることで自分への自信となり、気持ちも前向きになることができます。
当医院でも前歯の見た目を気にされ、セラミックの透明度の高い美しいさし歯を入れられる患者さんが増えていますが、さし歯が入り帰られる時には「家に帰ってからキレイな歯をゆっくり鏡で眺めたいです。」「これからは、気にすることなく笑えます。」など患者さんの弾んだ気持ちをよく伝えていってくれます。
審美は、自分への自信、笑顔の源のように患者さんを見て感じています